【図解】vscodeでc/c++のデバッグを行う方法

デバッグ画像

今までprintfデバッグ勢でしたが、いい加減普通にデバッグしようと思ったので、そのためにしたことのメモです。


以下手順です

💻 開発環境

  • VS Code:1.92.0
  • OS:macOS 14.4

1.プログラムの用意

まず、デバッグしたいプログラムを用意します。すでに用意してある人は、無視でOKです。

ここでは例として、以下のソースコードを使用します。指定した数だけ数字を入力して、そのまま出力するだけのプログラムです。

test.cpp

2.launch.jsonの生成

デバッグをしたいソースファイルを開いた状態で、右上の歯車マークを押します。

すると、いくつか選択肢が出てきますが、ここではC/C++: g++ アクティブ ファイルのビルドとデバッグを選択します

そうすると、.vscodeというフォルダが生成されており、中にlaunch.jsonがあるので、 "externalConsole":の項目をtrueに変更します。

3.ブレークポイントの追加

行番号の左側をクリックすることでブレークポイントを追加できます。

4.デバッグの実行

準備が整ったので、実行していきます。まず
①左のサイドバーの三角ボタンのアイコンをクリックして、その後
②画面左上の三角ボタンをクリックします。

すると、以下のようなコンソールウィンドウが生成されます。名前見えちゃいそうなとこは塗りつぶしてます。
(環境によっては若干見た目が違うかも)

また、vsc側では設定したブレークポイントでプログラムが停止していることが確認出来ます。必要な入力(cinやscanfなど)がある場合は、先ほど生成されたコンソールに入力しておきます。入力が複数ある場合はまとめて(スペース区切りまたは改行区切りで)入力しておくと楽です


画像上部の一番左、または左から3番目のアイコンをクリックすると、プログラムを進めていくことができます。

例として用意したプログラムでは、最終的にこのようになります。横並びの3 1 2 3が入力で、縦並びの1 2 3が出力です。またこの際、プログラム中で改行を行っていないと、値が出力されないので、注意しましょう。